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Pythonってなに?どんなことができるの?特徴や学習のメリットを解説!

「Pythonってどんな言語?」「Pythonを使うと何ができる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、小学生でも簡単にできるプログラミング言語「Python(パイソン)」を紹介します。

Pythonを使いこなせるようになれば、ゲームを作ったり、ロボットを動かしたりできます。

初めてでも安心して学び始めやすいうえに、近年流行りの生成AIにもよく使われている言語です。

Pythonの基本をわかりやすく説明していくので、パソコンでプログラムを書いて実際に動かす楽しさを体験してみましょう!

目次

プログラミングは「コンピュータへの命令」

「プログラミング」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

プログラミングは、コンピュータにやりたいことを教える「命令」を作ることです。

プログラミングで作ったコードを動かすと、ゲームを作ったり、ロボットを動かしたり、たくさんのことができるようになります。

プログラムを書くことは、料理のレシピや工作の手順に似ています。料理を作るとき、レシピに書いてある通りに材料を混ぜたり、順番に調理したりしますよね?

プログラムも同じで、コンピュータに「最初にこれをやって、その次にこれをやってね」と手順を教えるのです。

途中で手順が間違っていると思った通りに動いてくれないこともありますが、それもプログラミングの楽しさの一つです!

Pythonってどんな言語?

Pythonは構造がシンプルで、ロボットやAIを動かすのにも活用されているプログラミング言語です。

ここでは、Pythonがどのような言語なのかをみていきましょう。

他の言語との違いもおさえておくことで、具体的なイメージをつけやすくなりますよ。

Pythonの特徴

Pythonは、プログラミングを始めたい人にとってやさしい言語です。

他の言語と比べて難しいルールや専門用語が少なく、初心者でも仕組みを覚えやすい作りになっています。

Pythonはゲームを作るプログラムやスマホアプリ、さらにはお家のロボットの操作など様々な場面で使われています。

エラーメッセージもわかりやすいので、間違えてもすぐに直せるのが特徴です。

他のプログラミング言語との違い

他のプログラミング言語と比べると、Pythonは「シンプルさ」が強みです。

他の言語だと何行も書かないといけないところを、Pythonではたった数行で完成できてしまうため、無駄なコードが少なくて読みやすいのが特徴です。

また、Pythonは「わかりやすい英語」のようにプログラムを書くことができるので、どんな動きをさせたいのかが簡単に理解できます。

他の言語よりも覚えることが少なくて済むので、プログラムを書くのが苦手な方にもおすすめです。

Pythonで何ができるの?

Pythonのスキルを身につけると、以下の場面で使いこなせるようになります。

  • ゲーム作り
  • お絵描き
  • ロボットやAIの動作

Pythonを使えるようになると、どのようなことができるのかを見ていきましょう。

ゲーム作り

Pythonでは、プログラムを少しずつ書きながらゲーム内でキャラクターを動かしたり、スコアを計算したりといった基本的な仕組みを簡単に作れます。

ゲームが好きな人には、Pythonを使って自分だけのオリジナルゲームを作ることができるというのは、とても楽しいことですよね。

これまで遊んでいたゲームを、今度は自分で作れるようになれる可能性もあるため、楽しみながらプログラミングを学習できます。

お絵描きもできる

もし絵を描くのが好きなら、Pythonを使ったお絵描きもできます。

Pythonの中には「Turtle(タートル)」というツールがあり、まるで亀が画面の上を歩いて絵を描いているかのように、色々な図形や絵を作ることができます。

Pythonを使って四角や三角を描いたり、好きな色で線を引いたりすることで、コンピュータの中で自分の想像力を活かした絵をどんどん描くことができるようになります。

ロボットやAIを動かす

Pythonは、ロボットやAI(人工知能)を動かすためにも使われています。

Pythonで書かれたプログラムは、実際にロボットを動かしたり、AIの判断をコントロールしていたりします。

ロボットに「動け」と命令するプログラムや、AIが「これが正しい答えだ」と判断するための仕組みを作ることも、Pythonなら実現が可能です。

小学生でもPythonを学べる理由

なぜ小学生にPythonがおすすめなのでしょうか。ここでは、小学生でもPythonを学べる理由を解説します。

シンプルな書き方

Pythonが小学生でも学びやすい一番の理由は、コードがシンプルで直感的に書けるためです。

他のプログラミング言語では長く複雑なコードを書かなければならないことが、Pythonではほんの数行でできてしまいます。

Pythonの書き方は、まるで簡単な英語の文章のようで、何を命令しているのかが分かりやすいのです。

また、Pythonでは、プログラムに間違いがあったときにエラーメッセージが表示されますが、そのエラーメッセージもわかりやすいです。

「ここを直せばいいんだ!」とすぐに気づくことができるので、書いたコードが動かない理由を探す手間が少なくなり、安心してプログラミングを続けられます。

さらに、Pythonのコードは「誰が書いても読みやすい」という特徴があるので、他の人が書いたプログラムを読んで学ぶことも簡単です。

初めてプログラミングに触れる小学生でも、Pythonなら楽しく学びながら自分でプログラムを作り上げられます。

早期学習のメリット

小学生のうちにプログラミングを学ぶことには多くのメリットがあり、中でも大きなポイントが「論理的思考力(ロジカルシンキング)」が身につくことです。

プログラミングは順序立てて物事を考える必要があるため、どうすれば自分が望む動きをコンピュータにさせられるかを考えながら進めていく必要があります。

論理的な考え方を自然と身につけていくことで、ビジネスにおいてプログラミングを行う本来の目的である「問題解決能力」も高まります。

プログラムを書いていると、間違いやエラーに出会うことは珍しくありません。

プログラミングをエラーをどのように修正するかを考えることで、自分で問題を解決する力が養われます。

特にPythonは、エラーが出たときもどこが間違っているかを分かりやすく教えてくれるので、小学生でも自分で間違いを見つけて直すことができます。

早いうちにPythonを学び始めることで、将来の学びや成長に大きな影響を与えるスキルを身につけやすくなるのです。

実際にPythonを使ってみよう!

「実際にPythonを始めるには何から手をつけたら良いんだろう?」と考える方は少なくありません。

Pythonの学習を進めるには、オンラインツールを使ったり、開発環境を事前に整備したりする必要があります。

ここでは、実際にPythonを使う方法について解説します。

無料のオンラインツールを使う

インターネット上には、無料でPythonを試すことができるツールがたくさんあります。

今回はその中でも特に便利で、初心者にもやさしい「Repl.it(レプル・イット)」と「Google Colab(グーグル・コラボ)」という2つのツールを紹介します。

Repl.itは、ウェブサイト上でPythonのコードを書いて実行できるサービスです。

アカウントを作るだけで、すぐにプログラムを書き始めることができます。

何もインストールする必要がなく、オンラインで直接プログラムを動かすことができるので、パソコンやタブレットさえあれば、どこでもPythonの学習が可能です。

Google Colabは、Googleが提供している無料のサービスで、ウェブブラウザからPythonコードを書いて実行できます。

インターネットさえあれば、パソコンに何もインストールせずに使うことができ、クラウド上でプログラムを保存できるので、別のデバイスでも続きから作業ができるのが便利です。

どちらのツールも使い方はとても簡単で、プログラミングを始めたい小学生にもぴったりです。

まずは、どちらかのサービスを使ってPythonに触れてみましょう!

最初のプログラム「Hello, World!」

プログラミングの世界では、最初に「Hello, World!(ハロー、ワールド)」という言葉を画面に表示するプログラムを書くのが、ちょっとした伝統です。

これを使って、Pythonがどのように動くのかを体験してみましょう。

まずはRepl.itにアクセスして、次のコードを入力してみてください。

print(“Hello, World!”)

コードは、コンピュータに「Hello, World!」という文字を表示するように命令しています。

printというのは、コンピュータに画面に何かを表示するように伝える命令です。

プログラムを実行すると、画面に「Hello, World!」と表示されるのを確認できるはずです。

次回の予告:Pythonのインストールと基本操作

次回はさらにステップアップして、自分のパソコンにPythonをインストールし、プログラミングをもっと自由に楽しめる環境を整える方法を紹介します。

Pythonは公式ウェブサイトから無料でダウンロードでき、数分でセットアップが完了します。

Pythonの学習を始めるときは、プログラムを書くために必要な「開発環境」も準備しましょう。

Pythonには最初から「IDLE」というツールが付属していて、すぐにプログラミングを始められます。

さらに次回は、より本格的な開発環境を整えるのに必要な「VS Code」などの無料ツールも紹介します。

開発環境を整えることで、いつでも自分のパソコンでPythonを使ってプログラムを作成可能です。

次回の記事では、これらのインストールと設定方法を詳しく解説しますので、楽しみにしていてください!

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この記事を書いた人

夫婦ともにシステムエンジニア。子どもの教育現場にてプログラミングが導入されたことをきっかけに、ブログを始める。技術革新の世界で経験を積みながら、子どもたちにも「本当に使えるスキル」を身につけてほしいと考えています。

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